はるさんぽvol.19「内牧へ行こう」

休耕地のコスモス

公園の人に教えてもらった通り、アスレチック広場を出て、公園の横の道を行ってみます。

何となく、蓮で有名な辺りかな?と思いつつ、田んぼ道を進みます。

ここからの道は、本当にここで合っているのか!?と何度も不安になりますが、大丈夫。
道は一本です。
戻ろうかな、と思った頃に看板があります。


更に道なりに進むと、夏に蓮が見頃の、内牧黒沼公園に辿り着きます。

内牧黒沼公園を右手に進むと、向こうに、ピンク色がちらちらと見えました。

ここまで来たらもうひと踏ん張り。

ここは、実は、お隣さいたま市岩槻区。ということでした。
市をまたいで来た甲斐があるコスモス畑。

青空が抜ける、撮影日は10月22日。
つぼみも沢山ありました。

春日部市内で有名なコスモススポットは
エンゼルドーム前と一ノ割の上根公園です。見頃を少し過ぎたかもしれませんが、この2カ所は摘み取りOKの看板が出たら、お花のお持ち帰りもできます。それまでは公園で沢山のコスモスを楽しんでくださいね。

大晴農園のキウイ

さて、内牧といえば、野菜や果物の産地。梨などが有名です。今回は、これから食べごろのキウイの農園に行って、春日部市産直の果物をお土産に買って帰りましょう。
内牧公園から車で2分。

かわいいロゴと鮮やかなキウイの看板が目印です。

大晴農園は1650年代から始まった農園で、1960年から梨栽培をしていました。
現在は、15代目当主の斎藤寛雄さんとご家族が、キウイ農園として「レインボーレッド」「ヘイワード」「東京ゴールド」「香緑こうりょく」「アップルキウイ」などを栽培しています。

梨は新鮮さを求められ、短期間に集中して忙しかったと言います。とにかく体力勝負でした。
2016年、斎藤さんは、キウイ農園になることを決めました。梨を辞めるのにも体力が必要な為、体力があるうちにやろう。68歳の夏、梨の収穫を終えた木を自ら伐採、抜根し土づくりを仕上げ、翌年1月にキウイの苗を定植しました。

そしてキウイ栽培に成功し、2017年から大晴農園のキウイが誕生したのです。
キウイは貯蔵性に優れているため、11月〜3月頃まで楽しめます。

そんな中、昨年2022年に自然災害に見舞われました。ひょう被害です。
全てのキウイが被害に遭いました。

ー今年のキウイはどうですか?キウイはひょう害の傷跡や、異例の暑さをものともせず成長してくれました。
自然は時に全てを奪い、時に恵みをもたらす。この2年身をもって実感し、一層実りが愛おしく、「やっぱり美味しい」と自然と笑顔が広がるキウイをお届けしたい想いが募っております。ご来園お待ちしてます。

今年のキウイは、11月4日から販売開始。
既に予約受付は開始しています。(予約受付時間 9:00~12:00)

キウイは、少し置いて追熟すると、酸味が落ち着き糖度も上がるそうです。追熟には、りんごと一緒に置いておく方法もありますよ。

大晴農園
埼玉県春日部市内牧3373
TEL:048-752-1576
営業時間:10:00~15:00(11月4日から販売開始)
11月の定休日は月曜・金曜
最新情報は→Instagram

いかがでしたか?内牧は果物やお花など、自然に触れ季節を感じられる地域です。小さな秋を見つけに、ちょっとそこまで。春日部を旅してみてくださいね。

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