はるメシ⑦「蕎麦カフェ竜人」


そこは、東武アーバンパークライン南桜井駅から徒歩3分。商店が並ぶ駅前の通りにありました。

外観も内装も木のぬくもりを感じるお店は、お蕎麦を提供しています。十割蕎麦。通好みかな、と思って扉を開けると、優しい笑顔の店主とスタッフがお出迎え。女性のお客様や常連さんも多いようなので、お一人でも気軽に入れます。


どれも美味しいそう。悩んで決めたのはランチセットB。Aセットに野菜の天ぷらがプラスされます。
まずは野菜の小鉢から到着。味付けが何とも優しい。見た目にも心がほっとする色合いが並びます。


ざる蕎麦、天ぷら盛り合わせと、どんどん出来立てを提供してくれるので、野菜から少しづつ食べ始めるのがオススメ。お蕎麦はそば粉を十割使った、十割蕎麦。水ではなく、豆乳を使って打っています。
豆乳!?クセがあるのかな、?とドキドキでしたが、そこは大丈夫。何ともまろやかな味わいです。十割蕎麦の独特のザラつきが減り、のど越しがなめらかになると店主さんが言っていました。


お蕎麦を引き立てるのは伊豆から直送の地のり。パリパリサクサク食感も面白い。味もしっかりとしていて、お蕎麦と特製だしとのハーモニーに箸が進みます。アクセントに生わさびも忘れずに。
天ぷらも熱いうちに食べなくては。サクッと揚がった天ぷらを食べていると、気になる食材を発見。
小鉢や天ぷらの食材は季節によって変わります。こちらは取材当時2月の提供。春や夏の食材も楽しみですね。

ミニデザートももちろん蕎麦づくし。ボリュームのあるランチセットでしたが、あっさりとしたデザート、ぺろりと食べちゃえます。これは女性のおしゃべりが止まりませんね。しっかり感染症対策をされた店内。マナーを守って食事を楽しみましょう。
大きな窓があるお店、窓の桜は、?
そういえば、メニューに桜セットがありましたね。これは桜の季節だからですか?

「ここは、以前桜台商店街という名前の商店街だったんです。駅名は南桜井駅、突き当りは桜川小学校。何か桜メニューを考えてよ、と常連さんに言われたこともありました。女性のお客様が多いので、お蕎麦を少なくしてコーヒーをつけたメニューを、桜セットと名付けました。一年を通して提供しています。」
のぼり旗もピンク色で可愛いですね。ここは、春日部市の観光スポット首都圏外郭放水路・龍Q館の最寄り駅でもあります。龍Qセットは観光客にも人気だそう。実は、店主は観光に来たお客様の接客は慣れっこ。静岡県の伊豆高原で、ペンションを25年営んでいたんです。

こんな人がやっています。

埼玉県旧庄和町出身、川上里美さん(57)。
南桜井小学校、葛飾中学校卒業。中学高校と同級生だった奥様と結婚後、伊豆へ移住。伊豆で蕎麦道場にも通い、ペンションで蕎麦打ち体験なども開催していました。両親の近くに住むことになり、春日部市にUターン。最初は病院食を提供する仕事に就きました。そこでマクロビ食、野菜中心の食事や身体に優しい調理法を学びました。

そして2017年4月11日に蕎麦カフェ竜人をOPEN。

蕎麦打ちだけでなく、雑貨のワークショップなども開催。「伊豆は観光地で、体験教室なども多かった。ここ春日部でも、蕎麦と共に体験も楽しんで頂き、地域の方にも遠くから春日部を訪ねてくる方にも、どちらのご縁も繋ぐ店にしていきたいと思っています。」
口数は少ない店主と心配りが細やかな奥様に見守られたお店で、日常を忘れて、旅気分が楽しめそうです。

蕎麦カフェ竜人
埼玉県春日部市大衾496-57
東武アーバンパークライン南桜井駅北口から徒歩3分
営業時間:11:00~14:00 / 蕎麦懐石は要予約 18:00~21:00(4名様から)
TEL:090-3957-3132
定休日:月・火曜日
駐車場:裏に2台可
蕎麦打ち体験、ランチ懐石は3日前までにご予約ください。

いかがでしたか?はるたびは、埼玉県春日部市の楽しみ方を紹介しています。春日部市の観光スポット首都圏外郭放水路、地底探検ミュージアム龍Q館から蕎麦カフェ竜人の道のりはこちら。

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