ようこそ春日部市へ。新本庁舎完成!

埼玉県春日部市の、日常の楽しみ方を紹介しています、はるたびです。コンセプトは、「かすかべ、旅するように楽しもう!」。
「旅するように」とは、いつもの風景や近くにあるお店を、旅行に行く時のようなわくわくした気分で、いつもと違う目線で楽しむ。ということ。
意外と自分のまち、知らないかもしれませんよ。

春日部駅西口から徒歩8分。特徴的な曲線の建物である春日部市役所。市民の誰もが、一度は行ったことがある場所ではないでしょうか。
今の市役所は昭和45年1月から12月まで工事が行われ、翌46年1月18日には執務が開始されました。愛着のある建物ですが、12月28日に閉庁。新しい庁舎は、令和3年8月に着工。令和5年9月15日に竣工しました。来年の1月4日から新本庁舎で執務が開始されます。

これまで、様々な地域・建物に分散していた窓口を集約できる。というところが利用者の最大のメリットですが、子どもと遊ぶ場所、過ごす場所、美味しいレストランとしても利用することができます。今回は、春日部市の新しい顔となる、春日部市役所新本庁舎の楽しみ方をご紹介します。

クレヨンしんちゃんとかすかべストリートピアノ

新しい市役所は、門や塀がなく、区切りに植栽があるものの、街の中に溶け込んでいます。

敷地に入っても、広場のように開放的な空間が広がります。
正面の大階段を上がって市民課窓口のある2階へも行けますが、本庁舎の建物沿いに左へぐるっと横へ回り、バス停車場に面した入り口へ。

自動ドアを入ると、2階へ行くエスカレーターの脇で、春日部市の特産品である麦わら帽子をかぶったクレヨンしんちゃんが出迎えてくれます。
ここで是非チェックして欲しいのは、エスカレーターの後ろ側にあるアップライトピアノ。市内事業者から寄贈されたピアノは、市民も弾くことができます。この日は職員さんがデモンストレーション。春日部市内にストリートピアノが!素敵な音色は2階まで響き渡ります。今後は時間を決めて、など活用していく予定なので、お楽しみに。

他にもこのエントランスホールには、受付の後ろに、新本庁舎建設クラウドファンディングの支援者の銘板や、ヤマザキショップがあります。

そのまま2階へ進みましょう。

市民が主に手続きをする窓口がずらり。
市民課窓口の奥には「まちのリビング」という名前の広いスペースがあります。

大きなガラス面から日の光を浴びて、ゆったりとくつろげるスペースです。繁忙期には臨時窓口としても利用されます。
執務室が2階以上にあるのは、災害時、浸水の被害などで業務が止まらないようにする為です。
ここからの景色も気持ちがいいですが、もっと景色のいい階へ行ってみましょう。

桐箱の議場と春日部の街

新本庁舎は5階建て。5階には議場や市長室などがあります。議会が無い時にも、ロビーには市民も入ることができます。エレベーターを降りてロビーに回ると、最初に目に入ってくるのは、春日部の街。

晴れたら筑波山や富士山も見ることができます。

議場へ向かう絨毯は、春日部市の花「フジ」。藤の色です。
景色だけでなく、議会の傍聴もお気軽に。傍聴席は、今の庁舎より、2席多く、56席に。車いすスペースやガラス張りの親子傍聴席もできました。


さて、この写真に違和感はありますか?
木漏れ日がまぶしい、何か隙間のような窓。実は、議場自体が春日部市の特産品桐箱を模しています。つまり、天井は蓋。蓋が開いて、未来が光射しているような、そんな春日部市の議場。
場内は木材のいい香りがしますが、実は杉材。桐材は不燃化処理ができなかった為、杉になったそうです。

新本庁舎は、旧市立病院跡地に建っています。市立病院の一部を使用しているのが第二庁舎。
あまり行く機会がないかもしれませんが、12月に行われた内覧会では市民の方が景色を楽しんでいました。

ここではスカイツリーも見ることができます。
市役所職員の休憩や、職員同伴での会議などに使用される予定のミーティングラボです。

そうそう、このテーブルの真ん中のこれは何だろう、と開けたり閉じたり、内覧会の時にざわざわしていましたので言及しておきますね。パソコンなどのコードを卓上から下へ通し、机の上がスッキリする仕掛けだそうです。会議もはかどりますね。

陽だまりと温もり

新本庁舎は、全体がガラス張りで、全体的に太陽の日差しを感じられる造りになっています。

2階、まちのリビングを出て先にあるコミュニティ棟には、子ども連れの家族が読書や遊ぶことができる「かすかべっ子ルーム」。

窓口の呼び出し番号の案内板があるので、遊びながら順番待ちができるのが嬉しいところ。

新本庁舎に向かって左側にある、コミュニティ棟1階「ひだまりホール」は、ガラス張りで天井が高く、気持ちの良い空間。市民が予約で使用することもできます。
外の「まちなかひろば」では、マルシェやステージを使用したイベントも実施可能。

新本庁舎に向かって右側にはレストラン「CAFE BLOOMY’S KASUKABE」。

日の光を浴びながらパニーニや春日部産米粉のシフォンケーキ、おにぎりやうどんなども食べることができます。


CAFEの2階から外に出たところに「免震建築物」の案内がありました。新本庁舎は地震の際は、揺れを低減して、建物に伝わりにくくする装置が設置されています。

安心も嬉しい建物です。

外には気軽に使えるベンチやテーブルなどが配置されていて、市民の笑顔が集まる、温もりの感じる市役所になるのではないかと期待に胸が膨らみます。

最後に、フォトスポットをご紹介。
それは、正面大階段を登ったら見つけることができます。

春日部市の花、フジ。

でも、よーく見ると、、?

わかりましたか?どんな「フジ」が隠れているか、探してみてくださいね。

新本庁舎開庁は1月4日木曜日。
8時15分から、新本庁舎2階の「まちなかリビング」で、開庁記念に、るるぶ春日部とクレヨンしんちゃんエコバッグが先着100名様に配布されます。
正午~13時には、ステージ前の「まちなかひろば」にて、粕壁八坂神社の御神輿が練り歩く予定。
新年、新しい春日部市役所に訪れてみてはいかがですか?

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