#田中帽子店六代目
田中帽子店六代目、田中優さん、30歳。
Q.元々、帽子屋さんになろうと思っていたのですか?
A.いや、オシャレや、靴とかの雑貨は好きでしたが、中高生の頃は、バスケットボール三昧、大学生の頃はDJにのめり込んだり、色んなことに興味があったし、特に決めてはいませんでした。
Q.帽子に携わるきっかけは?
A.大学を卒業して、親父に薦められて、帽子を扱う会社に入りました。
何をやりたいか聞かれて、どうせなら、色々な帽子に触れたい。と伝え、出荷担当になりました。
取引先に、帽子を作って見せる、実演販売の仕事なんかもしましたよ。麦わら帽子ではなかったですけど、勉強になりました。
Q.田中帽子店に戻ってきたのは?
A.3~4年前です。せっかくだから、親父の会社を継いで、もっと大きくしたい。と思いました。
今は、デザイン企画、広報の企画やPR、出荷のチェックなんかをしています。
Q.田中帽子店の麦わら帽子はどんな帽子ですか?
日本人の頭に合うように作っています。そして、奇抜じゃないデザイン。
洋服のポイントにはなっても、邪魔にはならない。飽きない。
田中帽子店の麦わら帽子を、帽子のスタンダードにしたいんです。
Q.麦わら帽子をどのようにかぶって欲しいですか?
夏になったら、当たり前にかぶるようになって欲しいです。
帽子文化は、まだまだ浸透していません。
今は、オシャレ好きな人が主にかぶってくれているかな、と思います。
麦わら帽子は、それだけでなく、紫外線を防ぐとか、健康面でも活躍します。
もっと実用的に、もっと身近になって欲しい。
「麦わら帽子の街、春日部」にしたい。
街の人がみんな麦わら帽子をかぶる、そんな風景を見てみたいです。
その風景、楽しみです!ありがとうございました。
では、お待たせしました。
最後に、かぶっている人。街の風景を、見てみましょう。